かいじゅうたちにるところ

Where
2009/アメリカ

大好きな絵本がこんなにクオリティの高い映画になったなんて,嬉しくて嬉しくてずっと見たかった映画です。その期待に背かず,原作をうまくふくらませたな,と思います。もっとも素晴らしいと思ったのは「かいじゅう」に対する新しい解釈です。

原作では「かいじゅう」の存在は主人公の少年のフラストレーションのはけ口のためのファンタジーでしかありませんでした。絵本という表現の限界ともいえます。一方で,映画では「かいじゅう」に新しい存在意義を与えることに成功しています。

「かいじゅう」の存在意義とは何か。少年にとって不満だらけの「現実」を反映させた「仮想現実」です。映画では「かいじゅう」たちにキャラクターを与え,孤独や苦悩を与えることで,このファンタジーをただの現実からの逃げ場にはせず,むしろ現実と同じくうまくいかない場所にしています。ただし,その中で主人公は「王」という指導者的役割を与えられることで,「親」を疑似体験しています。親として現実世界では「子ども」である自分の分身たち「かいじゅう」を見ているのです。あばれんぼうで,わがままで,さみしがりやの「かいじゅう」たちを。

「かいじゅう」というファンタジーを通すことで,少年が自分を客観的に見られるようになるための成長のプロセスを的確に描いていました。

かいじゅうたちの細やかな作りとドハデなアクション,主人公の可愛らしさ,現実とファンタジーのバランス。いろいろとバランスの良い映画だったと思います。

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ロング・エンゲージメント

Longengage
★☆☆☆☆
2004/フランス
オドレイ・トトゥ

『アメリ』でのオドレイ・トトゥの可愛らしさ,可憐さは私の中でいまだにかなり上位に位置してます。そんな彼女が主演ということで楽しみにしていたのですが,期待外れだったと言わざるを得ません。ストーリーもそうですが,オドレイ・トトゥの魅力という意味でも満足には程遠いものです。もちろん,オドレイ・トトゥの外見は本作でも可愛いのですが,あの小悪魔のような笑顔には出会えませんでした。

最大の難点は登場人物が多すぎることです。また,キャラクターの肉付けが弱いので,誰が誰なのかわからなくなり,醍醐味である人間関係や入れ違い,勘違いを楽しめません。ミステリー部分を追い切れないまま,暗い話が続いていくとちょっとつらい。。。

唯一,カメラワークや色彩はアメリの監督ならではのものでとても美しかったです。

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スウィート・ノーベンバー

Sweetnovember
★★★☆☆
2002/アメリカ
キアヌ・リーブス
シャーリーズ・セロン

とてもきれいな映画だったということは確かです。明るさと,優しさと,悲しさと,エゴ,人間の感情をすべて描ききっている気がします。

答えのない人生の課題に対して誤解を恐れずにある種の答えを出している映画です。「立ち向かわないこと」「目をそむけること」がとらえ方によってはもっとも「立ち向かうこと」になる,という矛盾。誰もがそれに納得する必要もないし,私も納得できなかったけれど,こんな答えもあるのかもしれない,と思わされました。

自分の本当の望みを知っていることは大切だけれど,その望みに縛られて身動きのとれなくなってしまった主人公サラがの決断がやり切れません。仕事人間のネルソンを批判し,変えようとするサラと,ずっと逃げ続けてるサラを非難せず,受け入れるネルソン。実は自分の価値観を押し付けているのはサラであるという転換がすばらしい。これからネルソンはどうやって生きていくのでしょうか。

いろいろなことを考えさせられました。

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ララピポ

Rarapipo
★★☆☆☆
2007/日本
脚本/中島哲也
成宮寛貴

ララピポが"a lot of people"だということで、東京に引っ越してきたばかりの私にはものすごく納得できました。東京にはたくさん人がいて、色んな人がいる。でも、それにしてはキャラクターがが偏りすぎていて、ちょっと入り込めませんでした。

社会の底辺に蠢く人々を描く、救いのない話だった気がします。個人的に共感できたのは淫乱熟女の悩み。誰にも顧みられない専業主婦AV女優。という設定にはちょっとリアリティを感じてしまいました。

おもしろさのかけらは転がっているけれど、全体としては面白くないです。

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インビクタス

In_2
★★★★★
2009/アメリカ
監督/クリント・イーストウッド
モーガン・フリーマン
マット・デイモン

モーガン・フリーマンってすごい役者です。存在感だけですごいのに、この演技。視線の強さがこの強い役にぴったりでした。マンデラ大統領本人から指名があったと言うことですが、納得です。

内容については、正直、怖いと思いました。この物語を疑問に思わず見られる人が多いならば、怖いです。

ストーリーとしては人種差別の横行する南アフリカの人々にアメフトで一体感を持たせる、というものです。スポーツが黒人、白人の壁を取り除き、誰もを喜ばせる。黒人の少年と白人のタクシードライバーが一緒にアメフトを観戦する様子は感動的でした。

でも、これってナチスがオリンピックを利用したのとどう違うんでしょう?
もちろん、目的は大きくちがうのかもしれませんが、「スポーツを政治に利用する」という事実は同じです。人々を洗脳して、本来の問題から目をそらさせる政治手腕。マンデラさんの理想国家が「たまたま」現代社会が求める理想に近かったから、感動ものになっていますが、こうやってコントロールされる可能性があるということを私たちは知っていなければいけません。

私たちは常に、自分の頭で、慎重に、ものごとを見極めなければいけない。この事実を痛感しました。深い映画でした。

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ジャージの二人

Jaji
★★★★★
2007/日本
堺雅人
水野美紀

カメラワークがとても優しくて、見ていてホッとしました。

遠近感のよく出ている映画だと思います。都会と田舎のギャップ。人と人の心の距離と体の距離のアンバランス。大自然と人間の相対化。全てが融合して、大きな映画になっています。パッケージ写真のように、人間がとても小さいです。引いて撮る映像がとても多い。その分自然が大きい。所々人間がアップになるのも、メリハリがあって良かったと思います。

小物が効いていました。携帯の電波。熊手。トマト。頭文字。ジャージ。熊手が意外と大事。

何もしない、というのが私の今の状態に近いからか、とても素直な気持ちで見ることができた気がします。何かの事件を描くのではなく、人が何かに向かう心をゆっくりと描いた映画でした。

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やさしくキスをして

Yasashiku
★★★☆☆
2004/イギリス/イタリア/西ドイツ
監督/ケン・ローチ

宗教って、なんだろう。

イスラム教の男性と、キリスト教の女性。信じるものが違う、ということが愛し合う2人を隔てるパワーに圧倒されました。日本にいるとあまり感じることのない信仰のパワーに改めて気付かされた気がします。

特にこの映画では宗教の2つ面を描いていた気がします。個人の心を縛るものと、社会を縛るものです。人の心を縛り付けて、内部から身動き取れなくすると同時に、社会制度に根を張った宗教が外部から圧力を加える。何かを信じることは、それ以外を信じないと言うこと。排他的になること。

信じることが、人を支えることもあれば、人を破滅させることもできる。ならば、私はそんなものいらない、と思うのですが、なぜ宗教はなくならないのでしょう。

私は、自分自身と、自分の愛する人を信じて生きていきたい。他はいらない。

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ジャーマン+雨

German_2
★☆☆☆☆
2007/日本

予告編には「共感を飄々と拒む映画」(by角田光代)とありました。(その後で褒めてましたが。。。)
うまい表現だな、と思います。ひとかけらも共感できませんでした。

現代美術や現代クラシックのような映画だと思います。自分の感情、苦しさや不条理をそのまんま不協和音で表す。たとえどんなに偉い人に評価されていたとしても、悲しみや苦しみを鑑賞に堪えうるものに昇華させずに垂れ流しているものを、私は評価できません。好きじゃありません。不協和音は気持ち悪い。

延々とドッジボールをしている映像など、イライラして、早送りしながら見てしまいました。

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ある公爵婦人の生涯

Aru
★★☆☆☆
2008/イギリス/イタリア/フランス
キーラ・ナイトレイ

中世ヨーロッパの雰囲気の中にキーラ・ナイトレイがいる、ということで「プライドと偏見」を思い出しました。が、出来は雲泥の差です。映画自体のボリュームに乏しく、実話を元にしているせいなのか、ラストもすっきりしません。主人公の「自分だけが苦しんでいる」という自己中心的な感情に嫌気がさしました。

奔放に振る舞っているつもりでも、その時代の枠の中でもがいているだけの孤独な女性。その哀れな感じは出ていた気がします。主人公も、その母も、夫も、全員が社会の作った檻の中で苦しんでいる。社会制度が悪い、という結論でしかないのでしょうか。

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クライマーズ・ハイ

Climber
★★★★☆
2008/日本
堤真一
堺雅人

人間ドラマでした。日航機墜落事故を描くというより、事故を舞台にして、当時の地方新聞社の報道姿勢や、人間関係、働くと言うこと、家族、ひいては人生を描いています。

事故現場を見て、記者が感じたことがものすごくストレートに伝わってくる良い脚本でした。

こうやって、映画の中でちゃんと働いている人の姿を見ると、仕事と家庭の両立なんて目指しても、どちらも中途半端になるのかな、と思ってしまいます。何かをやるなら、このくらい打ち込んでこそ、やりがいも生まれるんじゃないでしょうか。その「何か」が仕事であっても家庭であっても、このくらい打ち込めば、やりがいや達成感は後から生まれるんじゃないかと思います

「二兎を追う者は一兎をも得ず」
器用な人なら、二兎だろうと三兎だろうと得てしまうのかもしれませんが、私には無理だと思ってしまいました。映画には関係ありませんが、そんなことを感じました。

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さくらな人たち

Sakura
★☆☆☆☆
2007/日本
監督/小田切譲
河本準一

何がしたいのか全くわからないです。オダギリジョー、俳優としてはすごいし大好きだしかっこいいし。なぜ、監督になるとこうなってしまうのか…。

コメディーなんだと思うんですが、全く笑えませんでした。チープな映像処理はねらってのものなんでしょうか?ただ単にお金がなかったから手を抜いた風にしか見えません。

「ださかっこいい」をねらってダサくなっちゃった感じでしょうか。うーん。。。

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重力ピエロ

Glavity
★★★★★
2009/日本
原作/伊坂幸太郎
加瀬亮
岡田将生

原作の大ファンで、映画を見ることをずっと躊躇していました。がっかりしたくなかったからです。でも、見て良かったと思います。

原作では
「メロスは激怒した」
「春はあけぼの」
「山椒魚は悲しんだ」
などの古典からの引用が多数あるんですが、その辺が映画ではカットされていたのはとても残念です。

伊坂作品には、完全な「悪」、改心する可能性がゼロな「悪」が登場します。私には、そんな存在を描く必要があるのかどうか不思議なんですが、この作品ではその「悪」について深く深く追求している気がします。「悪」は連鎖するのか、その鎖は自分で断ちきれるのか、そもそも「悪」は本当に「悪」なのか。色んな事を考えさせられます。見て、自分で考えなければいけない映画です。

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鴨川ホルモー

Kamo
★★★★☆
2009/日本
原作/万城目学
山田孝之
栗山千晶

原作に忠実で、非常に楽しめました。鬼語を操る様子(振り付け有)もコミカルで、実写にすると面白さ倍増です。

だめな大学生の生活のリアリティと、鬼を操るファンタジーが無理なく融合しています。これは、何かに一生懸命になる様子が一般の「部活動」と一緒だからじゃないでしょうか。どんな活動でも、ものすごく一生懸命になっている様子を傍目から見てしまうと、コミカルに見えてしまうことってあると思います。だからこそ、この映画はファンタジーでありながらリアル。

何かに一生懸命になって、友情と恋愛が絡まって…完全に青春映画の王道です。

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悲夢

Himu
★★★☆☆
2008/韓国
オダギリジョー

韓国語と日本語で普通に会話している映像が新鮮でした。あまり違和感がなかったので、こういうタイプの多国籍映画は良いんじゃないでしょうか。

2人が同時に眠ると、男の見る夢の通りに女が夢遊してしまう。というのは面白いんですが、設定が浅いので、つっこみどころが満載です。
まず、男女という異なる役割でどんな風に同じ行動なのかが理解しづらく、映画に入り込めませんでした。また、男は、眠らないために頑張るんですが、1日は24時間なんだし、2人とも自由業みたいな感じだし、何故12時間交代制にしないのかも理解できませんでした。韓国映画の女性って文句ばっかりなイメージですが、この映画もそのままです。もっと工夫できるだろ!って思うんですが。男ばっかり頑張っています。あとは、ちょっと血みどろな部分もあるので私は引きました。

とは言え、世界観はすごく面白かったです。映画の雰囲気や家並み、家の中、全てが洗練されていて時代劇と現代が混合して、独特の空気を生み出しています。

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ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~

Viyon3
★★★★☆
2009/日本
松たか子
浅野忠信
広末涼子
妻夫木聡
室井滋

大人になれない夫婦の話でした。自分自身へのいらだちや焦り、思い通りにいかない歯がゆさ、情けなさ。全ての人間は色々なものを抱えながら生きているのだとと思いますが、それをうまく受け止められず、「自分だけが不幸せである」と思い込んでしまうのが、思春期の子ども。主人公の大谷は言わば「永遠の思春期」なのだと思います。だからこそ、作家として大成しているんでしょう。思春期の子どもなんて、自意識が強いだけの一生ノナカで最も恥ずかしいシーズンです。ずっとそんな精神状態から抜け出せずにいたら、確かに生きていくのがイヤになるでしょうね。

そんな大谷を支え続ける妻。完全にお母さんですね。大谷を甘やかしすぎですが、2人で完結していて、受け入れ合っているという意味では、互いに寄りかかっているのだと思います。大谷を甘やかすことで妻も満たされている。辛い状況に甘んじている悲劇のヒロイン役に浸っている。

Viyou_2

そう見ると、一番かわいそうなのはこの夫婦に巻き込まれる周りの人たちです。周囲には迷惑をかけない、という最低限を守れていないという意味で、やっぱりダメ夫婦ですね。

でも、ちょっと羨ましい。2人が互いを愛していて、心の底では許し合っているからかもしれません。

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12人の優しい日本人

122
★★★☆☆
1991/日本
脚本/三谷幸喜

久しぶりに見ました。昔見たときは本当に面白い!と思っていたんですが、今見るとそうでもなくてちょっとがっかりしました。

あとは、キャラクターに癖がありすぎて、気持ち悪かったです。ずっと怒鳴り合って、けんかして、人を馬鹿にして、というシーンが続くので、その辺も疲れます。

小さい笑いがちりばめられているのは三谷幸喜作品らしいんですが、物足りない感じがします。全体を通しての大きな笑いや、伏線が生きてくる爽快感やドライブ感がないのが寂しいところです。

陪審制については、考えさせられる所もありました。
・社会を構成するあらゆる職業、年齢の人間が集められて、議論が成り立つのか。
・実際に「死刑」判決を出した陪審員のその後の精神状態のケア
・と同時に、「死刑」判決を出したくない、良心の呵責を負いたくない、がために甘い判決を出す可能性があるのではないか。

自分が陪審員になったら…ということをやっぱり考えてしまいますね。

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いけちゃんとぼく

Ikechan
★★★★☆
2009/日本
原作/西原理恵子

常に自分を見守ってくれて、肯定してくれて、叱ってくれる。いけちゃんがいるから毎日を頑張って生きていける。

ちょっとドラえもんがのび太に果たしている役割に似ているな、と感じました。しっかり1人で生きていけるように見守るポジション。最終的にはゴールは自分が居なくても自立していけるように育てること。そんな切なさが前面に出ている気がします。蒼井優の吹き替えが切なくてはまり役でした。

この切なさは、親も一緒なのかな。うまれたばかりの子どもには母親が全て。庇護者がいないと生きていけない。それが、いつの間にか自分の社会を見つけて、巣立っていく。親って切ないですね。

親子ものではないけれど、見守られるあたたかさと、見守る切なさが混ざった、そんな映画でした。

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ひみつの花園

Himitsu
★★★★☆
1997/日本
監督/矢口史靖

モチベーションって大事だなー、と思います。どんなことに挑戦する時も、動機が一番大切。それが例え不純なものであろうと。。。

ところで不純な動機って何でしょう?本来目指すものとは別のゴールがあること?もてたくて音楽を始める、とかもこの部類に入りそう。でも、本当に大切なのは動機が不純かどうかではなく、その動機をずっと持ち続けられるか、だと思います。すぐに飽きてやめてしまうなら、いくら高尚な動機があっても無意味ですから。

そんな意味で、主人公のお金に対する執着が羨ましいです。行動全体はお馬鹿なのに、お金のためならすんごい能力を発揮してしまう。世界を動かしているのは、こういう「不純」で、「継続的」なエネルギーなんだろうな、と思いました。

映画としても、よくできているな、と思います。冒頭で滝に流されていく主人公のマネキンやミニチュア模型がバレバレなのも逆に面白いし、登場人物達のすがすがしいくらいの無表情も良い味を出していました。面白かったです。

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ベッドタイムストーリー

Bedtime
★☆☆☆☆
2008/アメリカ

ディズニーの子ども向け映画、というレッテルがぴったりです。大人も楽しめるタイプじゃなくて、子どもも楽しめない感じ。

子どもが語るストーリーが現実になっていくというアイディアは面白いが、うまく生かせていない。勧善懲悪タイプで、子どもの教育上も良くない気がする。ラストシーンもアメリカの資本主義っぽくてイヤらしかった。

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キサラギ

Kisaragi
★★★★☆
2007/日本
小栗旬
香川照之

想像以上に面白い。張り巡らされた伏線がうまく生きてどんどんひっくり返っていく展開が最後まで見事でした。

5人全員にしっかりと役割があって、無駄がないのもすごい。

「嘘をつくこと」と「黙っている」ことは、発言の有無としては真逆ですが、相手を欺こうとする意図としては同じ気がします。「聞かれなかったから」というのも同じですね。それぞれの人物が意図的に黙っていることで、複雑に絡まり合った物語ができあがっている気がします。

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