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メゾン・ド・ヒミコ

メゾン・ド・ヒミコ 特別版 (初回限定生産)
★★★★★
2005
監督/犬童一心
脚本/渡辺あや
オダギリジョー
柴崎コウ

オダギリジョーの、このかっこよさは何事なんでしょうか。衣装といい、ヒゲといい、髪型といい、鼻血が出そうにかっこいいです。思わず映画館なのにムラムラしてしまいました。欲求不満ですね。2ヶ月セックスしてない気がします。ふー。描かれている孤独感にやられてしまい、映画を見てからあまりに寂しくなりました。寂しくて、誰とでもいいからセックスしたい状態を抑えるのが大変でした。そんなことしても、満たされないのは分かってるはずなんですがね。

「ゲイの人が魅力的に見えるのは、女性を性的な目で見ないからかしら?」という台詞を描いたのは確か羅川まりもでした。それは、ある意味であたっている気がします。でも、この映画を見ていて、そうじゃない気もしました。自分をセクシャルに見てくれない人には、性的な魅力は感じにくいのではないでしょうか。ゲイの人が魅力的に見えるのは、孤独を知っているからです。孤独の寂しさを知っている人ほど、人に優しくなれるんじゃないかという気がしました。ゲイの人が魅力的に見えるのは、孤独な疎外感を知っているからかなー、なんて。でも、その孤独感を舐めあうようにして生きていくしかない姿は、やっぱり孤独でした。

私が好きになる人は、みんな孤独の寂しさをなんとも思わない人たちみたいです。だから駄目というわけじゃないんですけど、だから私はずっと寂しいのかもしれないな~と思ってしまいました。もちろん、寂しがりだから優しいというわけじゃないのは自分を見てれば良く分かるんですが。

オカマの人が使う女言葉って、女が使う女言葉よりわざとらしく女言葉な気がして、違和感があります。とくに、無理に甲高くしゃべってると。でも、ヒミコは、低い声でささやくように女言葉で、すごくセクシーでした。低い女言葉っていいですよね。(関係ないですけど、ドイツ人は女の人の声が低いのを好むらしいです。)そして、ヒミコの悟りきった表情がすごく良かったです。こういう表情って、どこかで見たことあるなーと思ってたら、『ヘドウィグ&アングリーインチ』や、『プリシラ』に出てくるゲイの美に通じてるんですね。男の顔なのに、表情がすごく綺麗でした。

私はせっかく女として生まれてきたんだから、もっと女を謳歌しないともったいない気もしてきました。もっと強く思ったのは、男だろうと女だろうと、本気で好きになれる人がいればそれは絶対に幸せなんだろうな~ってことです。最近、好きな人を思い続けることができない自分に疑問を抱いています。嫌われても一途に好きでいられるのと、さっさと忘れて次にいけるのとでは、どっちが幸せでしょうか?

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