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チェ・ゲバラ☆カストロ

Che
★★★☆☆
2003/アメリカ
ガエル・ガルシア・ベルナル
ビクター・ヒューゴ・マーチン

革命を起こしたり、戦争に勝ったりするための統率力と、平和を保つリーダーシップはまったく違うものだな、と感じました。絶対的な規律で支配しなければならない軍のトップは、自分に反抗するものを許してはいけないし、それに慣れたリーダーは独裁者になるからです。暴力で対抗し、革命を起こすことでしか打破できない独裁政権はあるのかもしれません。でも、そんな革命は、単に新たな独裁者を生むだけなのかもしれません。戦争に勝てるリーダーは、戦争がなくなった世界では必要とされなくなります。

チェ・ゲバラは、革命を起こし、それが成功すると、新たな戦争を求めて去っていきます。革命家としては、このやり方が、一番正しいのかもしれません。カストロは、自国への愛着が強かっただけに去ることが出来ないし、理想が高い。民衆は、成功しているうちはほめてくれるけど、すぐに文句を言い始める。文句を言うだけなら簡単なこと、そこを行動に移すことが出来るのがこの2人のすごいところなんでしょう。

アメリカ映画なので、キューバなのに皆が英語をしゃべっていてちょっと雰囲気が台無しでした。英語より、スペイン語をしゃべっているガエル・ガルシア・ベルナルのほうが格好いいです。

確実にモーターサイクル・ダイアリーズを観ていたからこその面白さがあります。チェ・ゲバラの人格形成を知っていると、一つ一つの発言に説得力を感じます。

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