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ユリイカ

ユリイカ(EUREKA)
★★★☆☆
2001
監督・脚本/青山真治
役所広司
宮崎あおい
宮崎将
国生さゆり

とにかく長い!217分だから、3時間37分ですね。気軽に見はじめちゃったので、大変でした。

色味を帯びたモノトーン、という試みをしているということなんですが、色あせた写真みたいな感じの雰囲気は出してました。最後にカラーになるだろうな~と思ってみていたらあたってしまったので、そこは安易だった気がします。

風景を大事にする映画で、誰もいない風景映像が多かった気がします。そのせいで長いのかもしれません。でも、そこも映画の味になっています。

犯罪被害者が追い詰められるというのは、こういうことなのか、と納得しました。価値観の揺らぎというのは、人間にとって最も切実な問題なのかもしれません。自分の中の基準が揺らいでしまうからこそ、「何故人を殺してはいけないか」を切実に考えてしまって、考えてしまうからこそ、気が狂ってしまうのかもしれません。「もし誰かを殺すなら、まず自分の1番大切な人を殺せ」というのは、すごく説得力がある台詞な気がしましたが、その言葉でさえ止められない狂気に至ってしまった人に対してはなんと言えばいいのだろう、とも思ってしまいました。

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