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水の女

Mizu
★★★★★
2002
監督/杉森秀則
UA
浅野忠信
YUKI

びっくりするぐらいキレイな映画でした。

音のon/offがはっきりしていて、無音の時間がある分、音がくっきりと耳に残ります。メリハリがあるという感じ。特に、バックに流れる水の音、火の音へのこだわりは相当のものじゃないかという気がしました。単なるBGMに終わらずに、効果音自体が完成されています。薪のはじける音をきいて、思わず部屋で1人、蝋燭をつけながら見てしまいました。

弦楽器の張り詰めた音や、UAの低いハスキーな声など、本当に音に特化した映画だと思います。映画中、銭湯シーンで流れていた浪曲のような銭湯の歌がものすごく渋くて、かっこよかったです。

不動明王についてUAが語るところで、「お不動さんは、怖そうに見えるけど、人間を脅かしてるんじゃない、火に包まれて、人間の心の中の悪魔を脅かしてるんだ」というようなことを言っていました。私も火を見るとほっとするタイプの人間なので、この考え方が、心にストンとはまりました。

心の中には皆いろんなものを抱えていて、それをうまく包んで生きていくしかないんですね。泣ける映画ではなかったけど、じんわりとしみていく映画でした。

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