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運命を分けたザイル

運命を分けたザイル
“touching the void”
★★★★★
2003/イギリス
監督/ケヴィン・マクドナルド
サイモン・イェーツ
ジョー・シンプソン

人間はこんなに強いんだということを思い出しました。少しの気の緩みで人はすぐ死んでしまうけど、気持ちをコントロールすることで、粘り強くなれることもあるわけです。

私が高校生のときにフリークライミングをしていたせいもあって思い入れ強く見ることができました。さすがにアイスクライミングまではしなかったですが、仲間の中には凍傷で指が亡くなりかけた人までいたので、こういう映画は非常に身近に感じられます。ザイルの重さや、人を支える重み、ザイルが金具を通っていく感触を知っていると、感情移入がはるかに優しくなります。

私は、山に登っているときに、たまに自分がたどった道を振り返って、山の大きさと、そこを歩いている自分の足の偉大さを感じます。歩くということは、実はものすごいことで、一歩ずつを積み重ねることで、どんな山でも越えられるわけです。この映画でも、「山の巨大さ」と「人間の小ささ」がうまく対比されていました。そして、その小さな人間が足を進めることで巨大な山に挑む感じがよく表されていました。

登山家の最後まであきらめない精神の強さには圧倒されます。生きるということはすごいことだということが、命への執念に表れています。

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