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贅沢な骨

贅沢な骨

★☆☆☆☆
2001
監督/行定勲
麻生久美子
つぐみ
永瀬正敏

なんだか、淡々とした映画なのに、ドロドロしていました。

麻生久美子がずっと口をパクパクしているのと、金魚が口をパクパクさせているのをかぶせているところは映像的にものすごく面白かったです。最近彼女を良く見るんですが、なんだかこの映画での退廃的な感じが良かったです。髪型や雰囲気が少しYOUみたいでした。

DVDに入っていた監督インタビューで監督が「この映画は痛い映画だ」と言っていました。見えない痛さがいっぱい出てくる、と。たしかにその通りでした。みんなが痛そうで、見ていてつらくなります。でも、あまり共感はできませんでした。痛みって、自分にしか分からないものだからこそ痛いんです。誰にもわかってもらえないからこそ痛いんです。簡単に共感してもらえるような「見えない痛み」なんてない気がしました。

例えば、私は今、いろんなストレスで胃が痛いんですが、その「胃の痛み」自体は分かってもらえても、心に抱えている「いろんなストレス」を含めた痛さは、きっと誰にもわからないものなんだと思います。そして、人間は、皆がそれぞれにそういう痛みを抱えてるんだとおもいます。

皆、そういう傷をなめあって生きていくしかないのかな~。と暗い気持ちになりました。でも、そういう痛みをなめあえる人が見つかれば、それはある意味で幸せなのかもしれません。

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コメント

自然治癒しましたか(^^)
潰瘍じゃなくて本当によかったです。
温めると治るのですか?笑
私も今度調子が悪くなったら温めてみますw

確かに傷をなめあうだけじゃいい関係にはなれないかもしれませんね。
バランス、それを探すのもとても大変なことですよね。
でもその両方が合わさればすごく素敵な関係なんだろうなぁ、と思います。
私も何年かかってもそんな人を探していこうと思います。


投稿: なな | 2006/04/25 20:12

コメントありがとうございます!

胃の痛みは大分治まってきました。ものを食べると痛かったので、潰瘍かな~と思ってたんですけど、自然治癒しました(笑)なんだったんでしょうか。

腸の調子が悪いときも暖めるとすぐ治る単純な体です。+「ビオフェ○ミン」を飲むと、瞬間的に治っちゃうので、やっぱり病は気からというのは真実なんでしょうね。ビオフェル○ンは、ある意味で私の心の薬です。

私も、傷をなめあえる人をずっと探しています。これは、人生の目標だ、といっても過言ではないくらいです。でも、なめあってるだけでは、いい関係になれないんでしょうね。
次にそんな人が見つかったら、なめあいのいいバランスを探してみたいと思ってます。

投稿: ソラ | 2006/04/25 12:48

ソラさん、こんにちは。

胃の痛みは大丈夫ですか?
私も最近色々ストレスがあって、胃の調子が悪くて…
ソラさんの言うように「胃の痛み」や「胃の不快感」自体は分かってもらえても、
心から来る痛さや辛さは誰にもわからないものなのでしょうね。
いつも笑顔でいてくれる人でも心にたくさんの痛みを抱えているのだと思います。
心に痛みを持っていない人は滅多にいないでしょうね。
それはそれで少しさびしい気もします。

私も痛みをなめあえる人が見つかれば、痛み自体は分からなくても
とても自分にとって力強い存在になるだろうし、幸せだと思います。
そういう人が見つかればいいのですが・・・
なかなか痛みをなめあえる人に出会うことは難しいのかなぁと思ってしまいました。

投稿: なな | 2006/04/21 20:08

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