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海を飛ぶ夢

海を飛ぶ夢
★★★★☆
2004
スペイン・フランス
監督/アレハンドロ・アメナーバル
ハビエル・バルデム
べレン・ルエダ
ロラ・ドゥエニャス
マベル・リベラ
セルソ・ブガーリョ
クララ・セグラ
タマル・ノバス
フランシス・ガリード

死を求めるという姿勢に、最後まで共感できませんでした。「自分を本当に愛しているのは、殺してくれる人」というセリフは残酷すぎると思います。

「本当に愛しているなら、その人が一番望むことをすべきだ」

というのが本当ならば、ラモンは、彼の愛する人たちのために生きるべきだったんでしょう。他人には理想を押し付け、自分は自由になりたいというのは勝手じゃないでしょうか。結局、彼は誰のことも愛していなかったんでしょう。自分だけが大事だったんです。

ラモンを愛する二人の女性が登場しますが、ラモンはそのどちらをも愛していない気がしました。ただ、自分を殺してくれる都合のいいほうに流されてるだけ。こんな生き方しか出来ないなら、死にたくもなるかも。と思ってしまいました。

それでも、こんな考え方があって、こんな人たちがいたということを知れたのは、良かったと思います。相容れない他人の価値観を知ることが出来るのは映画の最大の魅力です。

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コメント

TB、そしてコメントありがとうございます。

aire_rinoさんのおっしゃるとおり、本当のつらさは経験しないと分からないんでしょうね。人の力を借りないと生きていけないことのつらさは想像するしかありませんが、少し分かります。

死ぬことが批判されるのは、残されたもののエゴだという考え方もよく分かります。

どんな決断でも、受け入れあうのが愛なんでしょうか?まだまだ私には遠い境地です。

願わくば、そんな状況に陥らないまま一生を終えたいものです。

投稿: ソラ | 2006/05/29 15:21

TBさせて頂きました。
私の感想には書かなかったですが、実はソラさんと同じことを考えました。「愛する」とは相手を無条件に受け入れることだと思います。だからラモンが周囲の人を愛するなら、生きるべきだったでしょう。
ただ…実父が7年寝たきりだった自身の経験を言わせてもらうと、寝たきりで生きることは、簡単に人の為に生きるとは言えない程、辛いことですよ。。

投稿: rino | 2006/05/28 01:57

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「海を飛ぶ夢」 監督 アレハンドロ・アメナーバル海の事故で、首から下が不随となったラモン・サンペドロは、26年間をベッドの上で過ごし、その年、自ら命を絶つ決断をする。人権支援団体で働くジェネは、ラモンの死を合法にするため、弁護士のフリアの協力を仰ぐ。法廷...... [続きを読む]

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