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ヴェラ・ドレイク

ヴェラ・ドレイク
★★★☆☆
2005/イギリス・フランス・ニュージーランド

すごく優しい映画なのに、怖くて寂しい映画です。登場人物たちの幸せが、ものすごく優しく描かれている分だけ、残酷な気がしました。

たとえどんな善意をもってしていることでも、自分で責任を取れないことをしてはいけない、と強く思いました。ヴェラの親切はすごく無邪気で、彼女そのものです。罪を自覚しないからこそ、罪なのかもしれません。

ヴェラがショックを受けていたのは、「自分が法律を犯してつかまる」「家族との幸せが壊れる」ことよりも、「自分が良かれと思っていたことで人を傷つけていたかもしれない」ということなのかもしれないと思いました。

いちばん悪いのは、弱者を守っていない法律なんですけどね。張り巡らされた法律による救済の隙間に落っこちてしまった弱者を助けるのは、すごく大変なことです。私にはできません。

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» 映画『ヴェラ・ドレイク』 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
原題:Vera Drake 優しさゆえに犯した罪、それでも法が法であるために、そして哀しくも見せしめと言われ、彼女は2年6ヶ月の禁固刑を受け入れた・・それでも幸せな彼女・・ 1950年イギリスはロンドンの下町、決して裕福ではないが、家族とともに幸せな日々を暮らすヴェ... [続きを読む]

受信: 2006/09/23 16:50

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