マッハ

マッハ ! プレミアム・エディション
★★★★★
2001/タイ
トニー・ジャー

とにかくかっこいい!ストーリーは陳腐だし、ヒロインはかわいくないし、演技もみんな下手すぎて逆に面白いくらいだけど、トニー・ジャーがかっこいい。それだけで見る価値のある映画です。

「CGなし、スタントなし、ワイヤーなし、早まわしなし」という心意気がまずすばらしいんですが、下手にそういうものを使っている映画よりも断然かっこいいです。基本的にアクション映画が苦手なので、下手なCGや早回しを見つけると、鬼の首を取ったように喜んでアラ探ししまくるんですが、この映画に関しては、アクションは完璧です。難は他にあり…かな。

素直に人間の身体ってすごいと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

地球で最後の2人

地球で最後のふたり プレミアム・エディション
★☆☆☆☆
2003/タイ
監督/ペンエーグ・ラッタナルアーン
浅野忠信

よく分からない映画でした。浅野忠信もヒゲがない分、魅力半減。寂しかったです。そもそも、2人は地球で最後の人間じゃないし、なんでこんなタイトルなんでしょうか?中途半端にやくざが絡んでくるのも私にとってはマイナスでした。暴力を絡める意味が分かりません。

浅野忠信演じる「きれい好きな日本人も」、本をサイズで並べちゃってるあたりが本当の「本好き」じゃない感じがしましたし。うーん。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

らくだの涙

らくだの涙
★★★★★
2003/ドイツ(モンゴル)
監督・/ビャンバスレン・ダバー&ルイジ・ファロルニ

馬頭琴の音色は、人の声に近いということを改めて感じました。ものすごく優しい映画です。人が人に対して優しいだけでなく、動物に対しても優しくて思わず涙が出ます。親の子への優しさ、おじいちゃんの孫への優しさ、お兄ちゃんの弟への優しさ、弟の羊の赤ちゃんへの優しさ。全部が連鎖していて、厳しい自然の中の優しい世界を作り上げています。そして、そんな優しさたちが、誰かのシナリオでないからこそ、心に響くのかもしれません。無理に撮った映画じゃないところがすごくいいです。

動物の心を癒すために、誠実に歌いかけるというのは、ありえない光景でいて、すごく綺麗でした。言うことを聞かない動物に対して、誰も怒らない。癒そうとする。すごいです。映画全体を通して誰も怒りを表現していないところも、いいところです。全てを受け止める器のでっかさに感動します。

らくだは、地平線を見つめているらしいです。そのらくだの視線がすごく透明に使われていました。テレビを初めて見た弟の視線がそれに似ていてちょっと面白かったです。

| | コメント (0) | トラックバック (2)